菜穂子「来月あたり、久しぶりにお互いの家族で集まらない?」
喜美子「いいわねぇ!」
菜穂子「瑞稀と光輝も佳織ちゃんと順平くんに会いたがってたし」
喜美子「うちもよ」
菜穂子「今までBBQや鍋パーティー、色々したわね」
喜美子「次は何がいいかしら?」
菜穂子「そうだ!蕎麦打ちなんてどう?」
喜美子「それ、いいね。面白そう!」
喜美子「みんなで作って美味しく食べられるの、いいわよね」
菜穂子「うん、最高ね!」
菜穂子「何が必要なのか、早速調べてみよっか」
喜美子「うんうん!」
菜穂子「蕎麦って、どうやって作るんだろ?」
喜美子「そば粉は必要よね。道具もいる?」
菜穂子「つなぎ粉や打ち粉もあった方がいいみたい」
喜美子「道具を買うと高くつくわね……」
菜穂子「ねぇ、ここは?」
喜美子「“座・蕎麦”……へぇ、そば粉セットがあるんだ」
稲田さん「そば粉、打粉、つなぎ粉がセットになっていますので水だけで作れます」
菜穂子・喜美子「いいわね!」
稲田さん「綿棒だけ用意して頂ければ家にある道具で蕎麦打ちできます」
菜穂子・喜美子「えーっ」
稲田さん「座・蕎麦なら挽きたての上質な国産のそば粉をお届けします」
菜穂子・喜美子「すごーい!」
菜穂子「今すぐやりたくなっちゃった!」
喜美子「うん。早速申し込みしよ!」
山中家全員「お邪魔しまーす」
吉田家全員「いらっしゃーい」
菜穂子「これがそば粉セットよ。8人だから3セット用意したわ」
子供たち「わぁーっ」
喜美子「ホームページに作り方も載ってて安心ね!」
瑞稀「自分で蕎麦が作れるってすごいよね」
佳織「写真撮って友達に見せなきゃ!」
光輝「蕎麦の粉入れて混ぜたーい!」
順平「俺もやる!」
菜穂子・喜美子「普段お手伝いしないのに」
友一「張り切って蕎麦打ちするぞー!」
正平「ここは腕の見せ所だな!」
菜穂子・喜美子「ふふっ」
菜穂子「それじゃ、これから蕎麦作りを始めるわよ」
喜美子「まずは手を洗ってね!」
光輝「粉を入れて混ぜるぞーっ」
順平「水は俺が入れるー!」
菜穂子・喜美子「仲良くやってね」
友一「よーし、次は俺が練るぞ!」
正平「疲れたらすぐに交代するから言ってくれ」
瑞稀「ママー!どれくらいの太さにすればいい?」
菜穂子「ホームページのガイドを確認するわ」
菜穂子「茹で具合もガイドに載っていて便利ね」
喜美子「いいわね」
全員「うわぁーっ、おいしそう!!」
友一「香りがいいな」
瑞稀「上手く切れてる!」
正平「ざる蕎麦もいいな」
順平「僕も!」
喜美子「美味しぃ」
菜穂子「そば打ち道具セットも今度買っちゃおうかしら」
喜美子「年越し蕎麦も作りたいわね」
菜穂子、喜美子以外の全員「さんせーい!」